花丸さんは働きたくない。

えごにもの生きた証。

何の才能もない。俺も何者かになりてえ。

ego-nemoさんの生きた証。

【転職】エンジニア志望30代未経験者の転職活動記録とその結果。

かれこれ半年間の転職活動を経て、思った事、感じた事、反省点と今後の方針など、色々話していこうと思う。

まず最初に、受けた企業の数とその結果どの程度のところまで進んでいけたのかをまとめてみることにする。

  転職活動記録

応募72

 お祈り51

 返答無し7

 書類通過14

一次面接14社

 お祈り7

 返答無し3

 通過3

 内定辞退1

二次面接3

 お祈り2

 内定1

結果として内定頂いたのは2社だった。

応募企業の選定基準と動き

正直なところ、最初はweb系自社サービスを開発している会社や、受託開発を行なっている会社を中心に応募していましたが、お祈りが続くにつれなりふり構ってられなくなり、自身に胸を張って言えるようなスキルも持ち合わせていなかったので、未経験でも積極的に採用している会社で且つ、教育に力を入れている企業を筆頭に応募しまくっていた。

企業の事業内容としては、自社サービス1:受託2:SES7といった割合だろうか。

そもそもの絶対数として、web系自社サービスを取り扱っている会社が少ない上に、受託を行えるほどの資金力がある会社は少数派だという事が、今回の転職活動で解った。その上で、現時点の自分が挑戦できる最低ラインの敷居がSESという業態に絞られてしまった点は、なるべくしてなった結果と言える。

とはいえ、まずは業界に入り込み、経験を積む事が第一目標と捉えていた為、SESもやむなしと腹を括っていた。

応募企業の傾向と応募者に期待していること

私は大阪に住んでいるのですが、大阪の案件はほぼほぼ業務系の開発やサーバーサイド、またはインフラ寄りの案件を取り扱う企業が多く、その為web系などのフロントエンド寄りの開発ができるところはほとんど無いように思われた。仮にあったとしても、かなりその分野に長けている人でないと、案件に携わることは難しいようである。

言語としてはCC++JavaPHPSQL、などが多く、次点でRubyPythonなどであるが、特に多いのはJavaPHPだった。

未経験者採用を行なっているSES企業は特に顕著で、応募者がどんな知識を持っていて、どの言語を学習しているかに関わらず、まずはJavaを勉強する事を推進している印象だった。

多くのSES企業は学歴、経歴問わず、人柄重視、ポテンシャル採用を謳っていたが、年齢にだけはかなりシビアな目線を持っており、言い換えれば若くて将来性のある人材を確保したいという姿勢が見て取れた。

web系企業に合格するための対策

web系IT企業を受ける上で大前提なのは、実績であると確信している。

未経験者がweb系を目指す上で大事なのは、目に見えるものとしての実績、もといポートフォリオの提出が第一関門といえる。

当たり前の話だが、その人が現時点でどこまでできるのかを厳正に見ている傾向にあるので、自分で製作したwebデザインや、アプリなんかを見せるところがスタートラインにあると思われる。

逆に無ければ門前払い、時間の無駄である。web系企業に知識ゼロの未経験者を一から育てる気は無いのが一般的解釈で差し障りない。

未経験者がエンジニアを目指すならバックエンドが近道?

ここ半年間で受けた企業の傾向を分析するにあたり、携われる案件には明確なパーセンテージと地域性があるなと感じた。

web系企業に限定するなら、東京に一極集中している現状があり、逆に大阪では金融系の業務系開発やインフラ系などのバックエンド案件が多く、名古屋、広島あたりだとトヨタマツダなどの自動車系メーカーの機械系開発案件がひしめいていて、某企業の面接官曰く「経験を積むなら名古屋などの地方に遠征する方が案件も多くキャリアに繋がりやすいと仰っていた。

web系は人気が高く、逆にバックエンドは人材不足なので、業界にこだわりが無い人はバックエンドを目指す方が案外楽かもしれない。

結果として

転職活動半年目にしてようやくある企業から内定をいただき、4月から晴れてエンジニアとして歩を進める事が出来そう。

その企業での仕事はサーバーサイド系エンジニアですが、バックエンドとしてキャリアを積めるならそれも良しと考えている。

私はもともとDTPデザインの知識があり、その流れでwebデザインの勉強をしていましたが、デザインの仕事は単価が低く、私程度のスキルでは到底収入を上げることは難しいと判断し、最初はweb系エンジニアへの道を選んだ。

しかし思った以上に年齢への障壁が高く、web系エンジニアは一旦据え置き、まずは業界に体をねじ込み、エンジニアとしての一定のキャリアを形成するマインドにシフトした。

まだ憧れはありますが、仕事として携わることは無くても、独学で学ぶこともできますし、業界に席を置いてさえいればひょんなきっかけで関わる機会があるかもしれない。

ちなみにもう一社内定を頂きましたが、面接時に伺った給与が死ぬほど低かった事と、離職者数がかなり多い(半年で50人)と知ってしまったので、辞退させて頂いた。

 

あとがき

転職活動中は本当に辛かった。何度も死にたいと思ったけれど、なんとか首の皮一枚繋がった。

失ったものは返ってこないけど、ここから這い上がるしかない。色んな人に沢山迷惑をかけましたが、今度はそれに報いれるよう自己研鑽に励みたいと思う。

こんな私の拙い情報が、同じような境遇の方の手助けになればいいなと思う。

皆さん諦めずに頑張ってください。私も頑張ります。